【第61回 九州遊会】 熊本地震から1年 ~伝える作法と伝わる手法~

昨年2016年に発生した熊本地震から一年。「伝える作法と伝わる手法」をテーマに2017年5月13日、現地視察と座談会を開きました。座談会には被害の大きかった益城町、西原村、南阿蘇村の皆様にお集りいただき、県内外から集まった遊会の参加者とともに座談会をした記録をここにアップします。

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九州遊会61_座談会記録.pdf
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第51回九州遊会「ラーメンと愛国と千夜な千冊」アンケート結果

50回目を迎えた九州遊会(2014年4月26日)。テーマの「ラーメンと愛国と千夜な千冊」にともない、参加の皆さんにおすすめのラーメン屋を教えていただきました。

<推薦者:ITさん>
■らあめん39番地(福岡・大橋)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400202/40005917/
■無敵家(東京・池袋)
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13003927/
■ラーメン二郎

<推薦者:TMさん>
■こむらさき(熊本)
http://www.komurasaki.com/
■黒亭(熊本)
http://www.kokutei.co.jp/#top
■三氣(福岡)
http://hakata-sanki.jp/

<推薦者:KHさん>
■未羅来留亭(福岡・西新)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400203/40035731/
■名代ラーメン亭(福岡・天神)
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40000214/
■四海楼(福岡・宗像)
http://r.gnavi.co.jp/ne2r5p990000/
■長浜ナンバーワン(福岡)
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40031928/


<推薦者:IMさん>
■一九ラーメン(福岡・老司)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400202/40003170/

<推薦者:KNさん>
■桃園(福岡・中洲)
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40005203/
■福よし(福岡・箱崎)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400201/40015591/
■花山(福岡・箱崎)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400201/40006439/
■てんてんラーメン(福岡・井尻)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400202/40001021/
■どさんこ(福岡・川端)
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40000085/
■花園亭(福岡・井尻)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400202/40009099/

<推薦者:TTさん>
■福よし(福岡・箱崎)
http://tabelog.com/fukuoka/A4002/A400201/40015591/

<推薦者:YDさん>
■上海モンナリーサ
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40026187/


第27回 九州遊会「読書・解体新書」覚え書き(1)

即興ブックライブのワンシーン
即興ブックライブのワンシーン

書物は宇宙であり、一個の瓢箪である。瓢箪が一つひとつ違うように書物の読み方も多様でありたい・・そんなコンセプトのもと「書斎りーぶる」自由空間エスパスにおいて第27回九州遊会を催しました。



今回の九州遊会のコアブックは、中野美代子著『ひょうたん漫遊録』です。この本を核として、3冊のキーブックが囲む、そんな構造です。名づけて「イノチ×カタチ=カラダ本」。




『かたち誕生』杉浦康平(NTT出版)

『からだは星からできている』佐治晴夫(春秋社)

『身体としての書物』今福龍太(東京外国語大学出版会)




まずは主催者の中野より、スライドをつかって『瓢箪と書物の宇宙的関係』について紹介。古代ギリシャのオルペウス教と古代中国の渾天説、蓋天説の「宇宙卵」、孫悟空の石卵、宇宙を呑み込むクリシュナ神やローカプルシャという世界原人の構造、宇宙開闢の盤古の両性具有性、壷中天、ひょっこりひょうたん島の舞台設定など、いろんな話を織り込み、瓢箪座の世界観について語りました。



そのあと3冊のキーブックから、読書と宇宙、身体性の関係が綴られる文章の抜き書きペーパーを使って、参加者とともに簡単な音読ワークショップを試みます。はじめは普通に声に出して読んでもらい、そのあと「お経を読むように」とか「ワインとチーズを味あうように」など読み方をオーダーによって変えてもらいました。そうして声を出すことに慣れてもらったあと、おもむろにピアニスト・河合拓始さん、中国武術家の新部健太郎さんの即興ライブが始まりました。




九州遊会の醍醐味は参加すること、交わしあうことにあります。従って、河合さんと新部さんの即興だけにあらず、この場に集まった方々もそのライブに参加してもらうことになります。



「手元にある抜き書きペーパーのワンセンテンスのどれでもいいので、即興ライブのあいだに一人3回、必ずさし込むように」というオーダーが出されました。読み方は事前に音読ワークショップで試したように、いろんな読み方で構わない。



 

はじめて九州遊会に参加した方は、ちょっと戸惑い顔ではありましたが、おもむろにライブは始まりました。

 



(つづく)

 

 


第26回 九州遊会 離島遊学フォトスライド

第26回九州遊会に参加した写真家の小川裕司さんによるスライドショーです。3泊4日で長崎の宇久島・小値賀島・野崎島の三島をめぐった充実の遊会の雰囲気が画面から伝わってきます。


*eBOOK* 千野千綴『肥後の桜』(第25回 九州遊会より)

多重多奏に展開する「九州遊会」の雰囲気を伝えたいーー。そんな思いから福岡の三苫麻里さんが3月末に開かれた熊本での遊会をベースにした「物語」を綴ってくださいました。フィクションとノンフィクションの“あわい”から立ち上がる不思議な時空の旅をお楽しみください。


*eBOOK* 『整体入門』(第23回 九州遊会より)

九州遊会 NO.23の様子を盛り込んだレポートを実験的に「BCCKS」を使って電子書籍にしてみました。テーマは野口晴哉『整体入門』、チューターは中国武術家の新部健太郎さんです。無料です。(下記URLをクリック)




http://bccks.jp/bcck/102779/info

 

 


第15回九州遊会 石牟礼道子「はにかみの国」記録

今回は九州大学内の珪藻庵にて、石牟礼道子「はにかみの国」をテーマに九州遊会を開催しました。代表作「苦海浄土」は昨年末に池澤夏樹氏の世界文学全集に採用され、話題に­なりましたが、やはり石牟礼さんを語るには欠かせない作品です。それがいま、原発事故の只中にある福島でよく読まれているそうです。

 

同作のドキュメンタリー映画(ディレク­ター・木村栄文)も上映。そのあと舞踏家の新部健太郎さんと小川裕司さんによる舞踏と朗読とフォトスライドのパフォーマンスを披露、即興ながら石牟礼さんの"持ち重り"と­幽玄なファンタジーの世界を表現しました。映像はそのパフォーマンスの一部始終です。初コラボなのにリハなしで本番へ。なのに息がぴったり合っていたのは、場の力か、遊の­作用か。(2011/5/14 珪藻庵)